カードゲームもスマホで

PCからスマホ、アイフォンへ

オンラインゲームが日本で人気を博したのも、一重に2000年代初期に当時の森内閣が推し進めたIT技術の導入を促進させたことで、企業のみならず一般家庭にも不可欠な存在となった。それまでは高級品であって、よほどコアな人しか使用しなかったものだったものが一気に政府の後押しを受けて日本全国へと普及していく。マニアがする趣味的なものだったのが国民的に使用する生活必需品にまで消化されたと思うと、人の技術的な歴史の深さを感じさせる。

技術革新は更なるスピードで飛躍的に進化の一途を辿り、パソコンを使用してのインターネットが主力として活躍している中で、新しく商業的価値を見出されたのがハイテク技術のオンパレードとなっている『スマートフォン』、並びに『アイフォン』となっている。携帯電話業界も世情に流されるよう商品を売り出していき、今や日本でも国民の約半数がスマホかアイフォンを所有するまでになった。

こうした流れはダイレクトにゲーム業界へも影響を与えることとなり、特にインターネットを用いたオンラインゲームをスマホやアイフォンで出来るようになっていった。

それが現在、日々新たなゲームを開発しては売り出している現代ならではのゲーム市場が形成されていく。端的に言えば市場の流れとしては激流を行くように苛烈を増している、当然ヒット作と呼ばれるものは大量にリリースされる作品の中で一握りしか存在しない。

今やゲーム業界ではスマホなどで使用するアプリゲームを販売することも大事なコンテンツとなっている、それはゲームポッドにしても今後生き残るために必要な手段として考えた上では、取るに越したことはない。様々な企業がゲームではない、日常生活で役立つアプリを開発してはリリースし、そして話題を集めようと必至になっている。ただどんなに話題を集めようとしても人気が出ないものは出ないのだが、中には明らかにゲームという枠ではない点で金銭的な利益を受諾しようとしている動きもある。

アプリ市場の灰色部分

アプリゲーム市場が盛んになっているが、その大半が透き通っているという保障もなく、また紛れているだけで実は隠れて見えていないグレーゾーンも存在している。当然、そうしたソフトが企業が配布している公式アプリではない可能性が高く、中には違法性も疑われているといったものまであったりする。そうした作品は例外を言わずに配信停止措置を取るか、または公的な場でしかるべき処置を取ってもらうほかない。

この市場でそうした問題は出ていないように見えるかもしれないが、公式に抵触しかねないような作品がリリースされて一時期問題になったこともある。具体例があるので、参考がてら照らし合わせながら話をしていこう。

YGOPROについて

かつて日本だけでなく、世界規模で人気を博した遊戯王という作品がある。その作品の中で登場した『デュエルモンスターズ』というカードゲームが驚愕のメガヒットを繰り広げたことも知っている人は知っているだろう。そんな遊戯王のデュエルモンスターズを楽しめるアプリゲームとして『YGOPRO』というものがリリースされる。

配信されているゲームは海外のクリエイターが制作したものとなっているため全編英語だが、それでもファンにすれば待ちに待ったというところだ。しかしここに落とし穴があった、そもそもこのアプリは商標元の日本企業が許諾したアプリではなく、非公式アプリだった。この時点でアウトだが、更にはアプリ内で広告を掲載しているため利益性が確認できるものだったことも相まって、現在では公式サイトでの配布のみとなっている。

アプリゲームということで、技術を持っている人間なら製作するのもそう難しくはないだろう。現在まで公式側からの見解は出されていないが、それでも問題視されるには十分すぎるような作品だったことは間違いない。

こんな例外もある

アプリゲームといっても必ず灰色ばかりではない、きちんと公式が出掛けた作品であればヒットする理由も頷ける。ただあまりにヒットしすぎて配信停止が為されたゲームが有るという。それは『Flappy Bird』というものだ。ゲームの内容は障害物を避けて行くだけなのだが、やりこみ要素が強いこともあって毎日大勢の人が熱中したという。ただその熱があまりに過激だったこともあってか、配信していた企業はアプリを今後配布する予定は無いとしている。

この決断を下したのは、あくまで暇つぶしの道具として数分間程度楽しめるようにとの意図で制作したが、あまりにやり込む人が増えすぎて中毒性の高いものとなったことが一番大きいという。ゲームをしているとどうしてもそういった中毒になる人は出てくるもの。面白いからといってやり過ぎるのはさすがに良くはないため、限度を守って適切なプレイ時間に留めるようにしよう。

カードゲームは現実から仮想現実へ